学会誌

原価計算研究

バックナンバーの閲覧・ダウンロードについて

『原価計算研究』はJ-stageおよび会員ページからご覧いただけます。
J-stageには、第17巻から第46巻まで公開されており、非会員の方もご覧いただけます。
会員のページには、第41巻から第46巻まで公開しておりますが、最新巻が刊行されましたら逐次アップロードする予定です。
ぜひご利用ください。

購読について

『原価計算研究』は学会員に配布されます(購読料は年会費に含まれています)。
『原価計算研究』は学会員でない方でもご購読いただけます。購読料は年間4,000円(送料込)です。
購読申込書にご記入の上学会、学会事務局宛にお申し込みください。申込書が到着し次第、請求書・振替用紙を同封の上,お送りいたします。

投稿について

編集方針

『原価計算研究』に掲載される論文は,原価計算,管理会計に関する研究であり,学術的な貢献が認められるものとする。ただし,学術的貢献度以外に,実務や社会への貢献度,実証過程の緻密さ,論旨の明確性も含めて総合的に評価を行う。多様なアプローチによる研究(歴史研究,定性研究,定量研究,分析的研究,実験等)を受け入れる。

投稿権

『原価計算研究』には、直近の全国大会、全国大会直前の部会およびその他当学会が主催ないし共催する研究会で発表し執筆された論文を投稿できます。

レフリー制度

レフリー制度運用基準(2021年8月9日改正)をご覧ください。
査読の際には査読ガイドライン(2023年9月5日制定)をご覧ください。

投稿規程

投稿規程(2023年8月6日改正)をご覧ください。

執筆要項

執筆要項(2023年8月6日改正)をご覧ください。

投稿フォーマット

投稿フォーマット(PDF版word版)をご覧ください。

投稿時の注意事項

投稿チェックリスト(2022年9月6日改正)をご覧ください。

研究倫理綱領・研究倫理チェックリスト

経営会計レビュー

バックナンバーの閲覧・ダウンロードについて

『経営会計レビュー』はJ-stageおよび会員ページからご覧いただけます。

投稿について

投稿規程

投稿規程(2022年2月28日改正)をご覧ください。

執筆要項

執筆要項(2022年2月28日改正)をご覧ください。

会長挨拶 挽 文子

 日本原価計算研究学会では創立の翌年から学会誌『原価計算研究』(第17巻以前は『原価計算』特別号第32冊まで)を発行してきましたが, これに加えて,2020年にオンライン学会誌『経営会計レビュー』を創刊しました。
 小林哲夫名誉会員(当学会第5代会長)は,40周年記念大会(2014年神戸大学にて開催)の基調講演で次のように述べています。

 本学会では,設立当初から大学の研究者と実務家の方々がお互いに情報・意見を交換するということを強く意識しています。 設立時点の理事会のメンバーを見ると,大学の研究者が半分,実務家の方が半分という構成になっています。
 このことは,この学会では最初から産学連携が始まっていたことのあかしです。

(出所)小林哲夫(2015)「日本原価計算研究学会40年の歩みと展望」
『原価計算研究』(日本原価計算研究学会40周年記念号,5)

 学会誌の発行に加えて,設立の翌年1976年からは関東部会と関西部会を継続して開催してまいりました。 企業にご協力いただき,その多くは企業の本社や工場で開催され,また1999年から「産専学共同フォーラム」が開催されるようになり, それが産学連携コストフォーラムへと引き継がれ今日に至っております。
 『原価計算研究』については,廣本敏郎(第9代)会長時代に厳格なレフリー制度を導入することが決定され, 初めて常任理事会から独立した学会誌編集委員会が組織化されました。初代編集委員長は松尾貴巳先生です。 レフリー制がない時代から緩やかなレフリー制,中間のレフリー制を経て現在の厳格なレフリー制に至るまでには相当な年月がかかりましたが, 学会報告数の増加と近年の大学等の研究機関における業績評価が大きく変化した中で,レフリー制度導入の効果もあり同雑誌は高い評価を受けています。
 他方において,失われたものもあるように思います。そこで『原価計算研究』初代編集委員長が会長時代(第12代)に, 『経営会計レビュー』を創刊する運びとなり,初代編集委員長を吉田栄介先生が務められました。
 私の役目は,渡されたバトンを受けて『経営会計レビュー』を軌道に乗せることです。本学会における産学連携の特徴の1つは, 「産専学の連携」に求められると考えています。そこで,編集委員長を清水孝先生(早稲田大学大学院会計研究科教授,会計大学院協会理事長)にお願いしました。 『経営会計レビュー』の編集・発行が,本学会の目的「原価計算の理論および実践の研究を促進し,原価計算の進歩と発展に貢献するとともに, 会員相互の交流をはかること」のより高いレベルでの実現に寄与することを期待しています。
 オンライン雑誌『経営会計レビュー』の役割について,お2人の編集委員長からのメッセージをご覧ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

2022年3月吉日
日本原価計算研究学会第13代会長 挽文子

初代編集委員長挨拶 吉田 栄介

 日本原価計算研究学会の新雑誌として『経営会計レビュー』を創刊しました。 学会誌『原価計算研究』は学術誌であるため,実務家によるユニークな事例研究や学術・実践的に有用な啓発的な論文が掲載されることは難しく, 新雑誌はそうした論文の受け皿となることが期待されています。
 第1巻,第2巻では,編集委員会による簡易な査読を経た依頼論文のみを掲載しています。将来的には, 実務家を含め,広く投稿を募ることのできる査読制度が整備され,『原価計算研究』と同様に原価計算・管理会計に関する論文を対象としつつも, 学術的な体裁にとらわれず,学術・実務の発展に貢献する「おもしろい」論文が掲載される雑誌として成長していくことを期待しています。

2022年3月吉日
『経営会計レビュー』初代編集委員長 吉田栄介

編集委員長挨拶 清水 孝

 『経営会計レビュー』の編集委員長にご指名いただきました清水です。会員の皆様にはすでにご案内の通り, 松尾貴巳前会長および吉田栄介前編集委員長のご尽力によって,第1巻および第2巻が発行されております。 前編集委員会の方針を引き継ぎつつ,以下の点に注力して参りたいと思います。
 第3巻以降では,依頼論文の他投稿論文を募ります。詳細はこれから編集委員会で議論しなければなりませんが, 会員の皆様がお持ちになっている知識や経験を,可能な限り形式にとらわれずに引き出せるように投稿規定を整備して参ります。
 管理会計を研究されておられる会員の皆様,管理会計の実務を担われておられる会員の皆様が, この雑誌をお読みになり「おもしろい」と言っていただけるような紙面を作っていきたいと考えておりますので,よろしくご指導くださいますようお願い申し上げます。

2022年3月吉日
『経営会計レビュー』編集委員長 清水 孝